2023年4月23日投開票の長崎市長選挙へ、現職の田上富久市長が立候補しない考えを表明しており、16年ぶりに長崎市のトップが変わることになりました。
そんな中、いち早く立候補を表明したのが、飲食店経営の原拓也さんです。原拓也さんは、田上富久市長が立候補しない考えを表明する前から、長崎市長選挙へ立候補する考えを示していました。
そんな、原拓也さんの経歴や、長崎市長選挙へ立候補する理由などを確認していきましょう!
原拓也の経歴は?
それでは、原拓也さんの経歴から確認していきます。
- 名前:原拓也
- 生年月日:1968年(昭和43年)長崎市生まれ 54歳
- 学歴
- マリア幼稚園
- 南山幼稚園卒業
- 長崎市立西町小学校卒業
- 1984年 青雲学園 青雲中学校卒業
- 1988年 青雲高等学校卒業
- 1992年 東京大学法学部卒業
- 1993年(平成5年):日本初の国連PKO活動で選挙監視要員としてカンボジアへ
- 有限会社そば幸 代表取締役社長
- 長崎市PTA連合会 会長(平成28年・29年)→副会長(平成29年) →顧問(現在)
- 一般社団法人日本道経会長崎支部所属
- 2019年長崎県議員選挙長崎市区に立候補し落選
- 未来ながさき研究所 代表(令和2年~)
- 2022年11月:2023年4月の長崎市長選挙へ立候補することを表明
- 公式ホームページ https://haratakuya.main.jp/
- 後援会「はら拓也を支援する会事務所」:長崎市城山町9-10
原拓也さんは、「そば幸」という飲食店を運営する有限会社そば幸の2代目です。
■そば幸について
そば幸は長崎県下に複数軒店舗を構える蕎麦屋さんで、昭和46年創業。
先代が、姫路から愛する女性の出身地である長崎にやって来たそうですが、反対を押し切っての結婚後、結婚後先代の妻の父から一文字もらって現在の屋号になったとのことです。
所在地:長崎市城山町4-23
原拓也さんの後援会事務所である「はら拓也を支援する会事務所」は長崎市城山町9-10にあるとのことですが、この住所は、有限会社そば幸が運営する手作り酒まんじゅうの店「ごん屋」の事務所の所在地と同一です。
しっかり、原拓也さんの看板が見えますね。
原拓也さんは、長崎市を良くしようという思いから、これまでにPTA連合会の会長や副会長、少年補導員や地域の自治会長など様々なことに取り組んできました。
原拓也が長崎市長選挙に立候補する理由は?
では、そんな原拓也さんが今回、長崎市長選挙へ立候補することを決断した経緯や理由は何なのでしょうか?
自身のホームページで、原拓也さんは以下のように綴っています。
戦後の自己否定的な歴史観を学んできた私たちは、国や日本人としての自信を失いました。さらにデフレマインドに支配されて、大人と子供の自己肯定感はずっと低いままです。私たち働き手世代は、頑張って年配者を尊重し支え、次の世代を大切に育てようと努力していますが、少子高齢化の波は大きな不安となって、社会に影を落としています。 長崎市も人口は減少の一途をたどり、経済活動が元気を失いつつあります。 このような状況で、あとはよろしくと次世代にバトンタッチしてよいものでしょうか。 未来へ希望が持てない私たちが、次世代に夢を持てと語ることができるでしょうか。 次の時代の『担い手』に、これまでの社会のツケを託そうとはしていないでしょうか。 私は今大人である私たちに、この長崎をなんとかする責任があると考えています。 たとえ何とかできなかったとしても、将来へ向けて少しでも希望の持てる環境でバトンタッチする責務があると考えています。 まずは私たち大人が元気に前向きに生きる姿を見せてあげなければいけません。私もこれまで長崎を明るく希望の持てる社会にすべく、保護司、少年補導員、青年会議所、生涯教育やPTAの仲間たちとの活動など、熱心に取り組んできました。 私はさらに立ち上がり行動します。 『次世代へ何を残せるか』 『私たちはやれる限りのことをやったか』 明日へ希望を持ち、みなさんと共に前向きに考え共に行動することが、次世代が未来への夢が持てる長崎を作ることになります。 子供たちへ夢と希望を与えるために、活力あり、楽しく豊かな長崎の暮らしを見せてあげたい。 この思いに賛同してくださるあなた、ぜひ力をお貸しください。 私たちが、変える力を持っています。
https://haratakuya.main.jp/keei.html
原拓也さんは、人口減少に歯止めが利かない長崎市を現在現役の大人が何とかして少しでも良くしていき、次世代に良い形で引き継いでいかなければならないという強い使命感を持って長崎市長選挙への立候補を決断したようですね。
原拓也が長崎市長になったらどうなる?
では、最後に原拓也さんが長崎市長選挙で当選して長崎市長になったらどのように活動されるのかをマニフェストで確認していきましょう。
国内随一の教育都市を目指し、家庭教育を支援し、学校教育の質の向上を図ります 幼児から大人まで、生涯にわたって学び育つ喜びを感じられるまちにします (制服無償化や教育活動としての部活動支援などを通して、次世代への最大限の投資を行います) | |
ヒト モノ コトの育成とその流通支援に力を注ぎます。中小・小規模企業を積極的に支援し産業を持続的に発展させ、世界のマーケットで外貨を稼ぐ長崎のブランド力を構築します (エネルギープラントや裾野の広い航空関連産業を振興し、新しい長崎市の基幹産業を創出します) | |
赤ちゃんからお年寄りまで、生活の質を上げ、健康寿命を伸ばし、暮らしやすさを実感できるまちづくりを行います (高齢者交通費助成の紙券支給や地域格差の解消など、人の心にに寄り添った福祉環境の整備に取り組みます) | |
地域コミュニティの中心に防災・減災を据えます 100年に一度の災害に備える街づくりを行います | |
みなと一緒に長崎を楽しくデザインします 私たちの暮らしや人生には、「遊び」が大切です 余暇やアフターファイブの選択肢、ペットと楽しむ場を増やして、生活の質と幸福度を高めます また、被爆地長崎の、今後の平和の発信のあり方をみなさんと考えます (ドッグラン整備、MTBやスケートパークなどの施設整備と大会誘致、ドライブコースの景観整備、世界平和の祭典の実施) |
原拓也さんのマニフェストには、制服無償化という教育的な施策もあれば、長崎にはあまり馴染みのないMTBやスケートパークの施設整備など余暇を楽しむための施策も盛り込まれていますね。
そんな原拓也さんは、来る長崎市長選挙まで、長崎市松山町の交差点で辻立ちしているそうです。朝の早い時間ですと見かけることがあるかもしれませんね!
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