自由民主党女性局のメンバー38人でフランスへ研修に行ったことが話題になっています。
この件では、女性局の一員である大阪府選挙区の松川るい議員がX(旧Twitter)に投稿した内容が、観光旅行にしか見えないという批判と、3泊5日のスケジュールの中で仕事の時間が6時間しかないことへの批判がそれぞれ相次いでいます。
そんな中、この海外研修に同行したされている長崎県議であるごうまなみさんが「地方の視察より過酷でほぼ自由時間もなく…」と投稿したことが、TBSテレビ「アッコにおまかせ!」で取り上げられてしまい、これまた話題になっています。
今回は、この「ごうまなみ」さんという方がどんな方なのか経歴を確認していきましょう!
ごうまなみの経歴は?
それでは、ごうまなみさんの経歴について詳しく見ていきましょう。
- 名前:江真奈美(議員名:ごうまなみ)
- 生年月日:1967年3月31日(56歳)
- 出身:長崎県長崎市
- ホームページ:https://www.go-manami.com/
- 出身校:
長崎市立仁田小学校
長崎市立大浦中学校
純心女子高等学校
純心短期大学 保育科 - 兄弟:ゴウヒデキ(株式会社スクワイア所属の放送作家。1973年生まれの弟)
- 1987年:(株)東美 スポーツクラブFit 入社(エアロビクスインストラクター)
- 1989年:NBC長崎放送テレビ制作部契約社員
- 1993年:フリーアナウンサーとなる
- 1997年:NBCラジオ「リクエスト天国スーパーカウントダウン」パーソナリティー
- 1998年:NBCラジオ「午後が大好きもぎたてラジオ」パーソナリティー
- 2001年:NBCラジオ「満腹ワイドラジDONぶり」パーソナリティー「ラジDONサタデー奥様と村山のドラマチックな昼下がり」パーソナリティーを務める(以後、番組終了の2012年まで曜日を変え出演)
- 2003年:障がいを持つ息子のこととラジオのことを記した著書【「勇歩」と私とラジオな人々】を出版
- 2004年:タレントオフィスLip marks.設立
- 2005年:内閣府「生活達人」任命
*この頃、脳出血になり倒れ視野障害・高次脳機能障害になる - 2006年:ICAインターナショナルキャリアアカデミー認定 「魅力学インストラクター」取得
- 2007年:NPO法人「green bird」長崎チーム代表 に就任
- 2012年:NBCラジオ「情報コンビニ午後ですよ」のパーソナリティーを2013年7月まで務める(県議選出馬のため)
- 2013年7月21日:78,901票の得票数で長崎県議会議員補欠選挙で当選。自由民主党長崎県連で女性局顧問を務める傍ら、環境生活委員会・防衛関連産業推進等雇用対策委員会に所属。
- 2014年8月:著書【キラキラ~人生を輝かせるたった5つの大切なこと~ 】を出版
- 2015年:自由民主党長崎県連で、広報副委員長と政調副会長を務める。
- 2018年:息子である勇歩さんをガンで亡くす。
- 2023年:長崎県議会議員選挙で4回目の当選を果たす。
ごうまなみさんは、長崎市生まれ長崎市育ちの生粋の長崎人です。
テレビの仕事に就き、その後長年ラジオパーソナリティーをされていましたが、政治への道へ進むことを決意。現在当選4回の実績をお持ちです。
その間に、離婚されたり、脳出血で倒れられたり、ご両親と息子さんをガンで亡くされたりと波乱万丈な人生を歩まれています。
ごうまなみさんの事務所は、当初長崎市中里町にありましたが、現在は長崎市大黒町にあります。
しかし、大黒町の事務所はいつ前を通ってもシャッターが閉まっています。
どうなっているのやら…?
ごうまなみの政策は?
では、長崎県議4期目のごうまなみさんの政策はどのようなものなのか確認していきましょう。
笑顔あふれるまちづくり
〜医療・福祉・子育て 女性目線で取り組みます〜
共生・共奏の社会
医療福祉
- しょうがいのある方々が地域の中で暮らせるしくみを創ります。
- 高齢者の方々が活き活きと参加できる社会を推進します。
- 在宅のしょうがいしゃ・高齢者の支援と支える家族のサポートを充実させます。
- 医療・福祉・教育の地域格差をなくすよう努めます。
笑顔と命の輝きのために
子育て
- 安心して子どもを産み、育むことのできる環境を整えます。
- ひとり親家庭へのサポートを行います。
- 女性の社会進出・社会復帰のサポートを行います。
やりがい・生きがいを感じる
地域活性化
- 県内での雇用を創出し、若い力でまちを元気にします。
- 中小企業・個人事業主・商店街をサポートします。
ごうまなみさんの政策は、ご自身の経験などから障がい者への支援やこども政策が主なものとなっていますね。
なお、ホームページの活動報告のページは2020年以降更新されていません。
ごうまなみと女性局フランス研修
ごうまなみの女性局フランス研修は過酷?
そんなごうまなみさんですが、話題になっている女性局のフランスへの研修へ同行したと自ら認めていて、その件で以下のようなやり取りがありました。
*ごうまなみさんのX(旧Twitter)が非公開となったため以下引用できません
本筋の内容は、議員がファーストクラスに乗っているんじゃないかという問いかけに対して、ごうまなみさんが「エコノミークラスに乗った」という内容で投稿していますが、本筋の内容より「地方の視察より過酷でほぼ自由時間もなく」という内容がクローズアップされた形となり、全国放送されているTBSテレビの「アッコにおまかせ!」で取り上げられてしまいました。
のちに、この女性局のフランス研修のスケジュール表がネットで公開されると、3泊5日のうち6時間分しか仕事の時間がなかったことが判明し、
- これで過酷?
- 地方の視察はほぼ遊んでいるだけだという意味かな?
- 他の地方議員の視察はどんなものか知らないけど失礼では?
といった批判の声が殺到しています。
ごうまなみは女性局のフランス研修を優先し県議会を欠席した
女性局のフランス研修に参加したごうまなみさんですが、もう一つ批判を浴びていることがあります。
それは、女性局のフランス研修の日程と県議会の常任委員会の期日が被ってしまっており、ごうまなみさんが女性局のフランス研修を優先したため県議会を欠席したという内容です。
長崎県のホームページには以下のようなスケジュールが記載されていました。
ネットに公開されている女性局のフランス研修のスケジュールによると7/24が出発日でしたので、ごうまなみさんが所属している観光生活建設委員会の常任委員会のスケジュールと確かに被っていますね。
ごうまなみさんがなぜ女性局のフランス研修を優先したかは定かではありません。
常任委員会の欠席については委員長には承認をもらっていたということでしたが、とはいえ、
一般市民としては、地元の活動を優先していただいたほうが好感度が上がりますよね。
ましてや、女性局のフランス研修の内容が観光旅行ではないかという内容であるだけに非難につながっていると考えられます。
この記事の件に対して、ごうまなみさんから回答がない状態が続いているとのことです。
【2023年8月21日追記】
女性局長の松川るい議員が、フランス研修での対応で辞表を提出しました。
辞表を出す前に有意義なフランス研修のレポートなどを公開すべきではなかったでしょうか?
フランス研修に同行して過酷であると話したごうまなみさんからはまだ何の説明もありません。
【2023年9月12日追記】
ごうまなみさんのX(旧Twitter)アカウントは、8/14から更新がありません。しかし、いいねは毎日している様子ですので、党からの指示などで意図的に沈黙を守っていると考えられます。
ごうまなみさんに限ったことではないですが、こういった場合は一刻も早く何らかの回答をしないと県民からの信頼は得られませんね。
【2023年10月22日追記】
ごうまなみさんから何の説明もないまま、X(旧Twitter)アカウントはついに非公開となりました。
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