4月13日、日産自動車からテレワーク専用車「MOOW(ムーウ)」のプレスリリースがありましたね。自動車業界の他、オフィス家具業界でも大きな話題となっており、注目を集めています。
今回は、「MOOW(ムーウ)」について調べてみました!
*以下情報は、全て2022年5月3日時点での情報です。随時更新予定。
MOOW(ムーウ)の基本情報
MOOW(ムーウ)車両情報
(※「オルガテック東京2022」展示モデルの情報です)
- 名称:MOOW(ムーウ)
- 製造元:日産自動車
- 開発元:日産自動車・株式会社イトーキ
- ベース車種:バネットNV200 VAN GXグレード
- 高性能の車載用リチウムイオンバッテリー搭載(電気容量公表値:3.3kWh)
MOOW(ムーウ)が実現できること
継続するコロナ禍で、オフィスでの就業や通勤ラッシュ時の公共交通機関での移動を敬遠される方もいる中、プライベート空間を確保できるクルマの活用が注目されています。しかしながら、車内でのテレワークは十分なスペースを確保できない、という課題もあります。そこで日産とイトーキは、車内での快適なテレワークを実現するモバイルオフィスカー「MOOW(ムーウ)」を共同開発しました。
取引先への訪問が多い営業職の方はもちろん、自宅とワークスペースを切り分けて、より集中できるテレワークの就業環境を確保したい会社員の方や個人事業主の方など、多くの働く人達に活用いただけます。
日産自動車ニュースルーム 「日産自動車とイトーキ、後部座席スペースで快適にテレワークできるモバイルオフィスカー「MOOW(ムーウ)」を共同開発」より引用
コロナ禍での通勤事情や、テレワークなどの働き方の変化に対応できる車となっているようですね!
MOOW(ムーウ)の特徴
バッテリー搭載
室内の快適性を保つために日産が開発を行った高性能のリチウムイオンバッテリーを搭載。走行時の充電も可能とし、エンジンを停止した状態でもテレワークに必要な電力の供給が可能。快適なワークスペースに欠かせない冷暖房機器も5時間*程度稼働させることができます。(*600W/h稼働時)
日産自動車ニュースルーム 「日産自動車とイトーキ、後部座席スペースで快適にテレワークできるモバイルオフィスカー「MOOW(ムーウ)」を共同開発」より引用
テレワークに快適なデザイン
車内後部は人間工学に対応した理想の姿勢をとることができる後傾姿勢で座るデザインとしています。
車内の照明はオンラインミーティングに適した環境が実現できる間接照明を搭載しています。
デスク天板は着席しやすい可動式で、ノートパソコンの使用に配慮されたサイズであり、スマートフォンを差し込むことでハンズフリーで、ビデオ通話ができるスリットが設けられています。
タイヤハウスを活かしたサイドテーブルには、後傾姿勢で足を乗せることができる格納式のオットマンが収納されています。
日産自動車ニュースルーム 「日産自動車とイトーキ、後部座席スペースで快適にテレワークできるモバイルオフィスカー「MOOW(ムーウ)」を共同開発」より引用
オフィス家具メーカーのイトーキだからこそ、人の動きや姿勢に快適にマッチしたデザインを作り上げられたのでしょうね!
MOOW(ムーウ)の発売はいつ?
MOOW(ムーウ)は、日産の正規モデルとして日産新車ディーラーで販売される予定で、時期については、2022年度内の発売予定とのことです。
通常、商用バンなどを架装したりする場合は、ディーラーとして発売ではない場合が多かったのですが、今回は正規ディーラーで発売予定とのことで、自動車業界に新たな風を吹き込んでくれるかもしれません。
価格は、500万円~600万円の予定で、一般向けではなく業者向けに販売することを想定しているそうです。
近い将来、企業が社用車として採用していくようになれば、街中でMOOW(ムーウ)を見かけることもあるかもしれませんね!
テレワーク専用車「MOOW(ムーウ)」の、今後の情報公開が楽しみですね!
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